第13話「風のマリナ」
ウルトラマンはくしゃみをしない。第13話です。
ところで今回のサブタイトルは「風のマリナ」ですが、百田尚樹氏の小説「風の中のマリア」、スズメバチ「マリア」の生涯を通してスズメバチの生態を学べる恋愛小説。面白くて一気に読める内容です。大変オススメです。
と全く関係ない話を挟みつつ。マリナさん回。
今回のヒットは、ムカデンダーの動き方ですよ。面白い!怖い! 構造的にはツインテールと同じような感じなんですが、首(?)部分が長くて異様さ大幅アップです。
そんなムカデンダーの首に対し、ひたすら攻撃を続けるメビウス。いやぁなんか今回のメビウス、すごくバイオレンスだった。激しく打撃!打撃そして打撃!みたいな。
で。ムカデンダーの首がもげるんですよ。「よっしゃあ!」と思ったら、下半分だけで攻撃してくるんですね。中身的には直立してる人間なのですげぇ機敏に攻撃しかけてくるんだけど、見た目はムカデの下半身だから。顔とか目とかないから。だから違和感半端ない。絵面が怖い。すげー怖い(笑)
そんな状態なのに、ちぎった上半身は別個で攻撃してくるし。それを捕まえて打撃くらわしてたら下半身がその痛みにのたうち回ってるし。挙句に逃げた上半身が下半身と再び合体するとか、なんかもうカオス。視聴者は絶叫である。楽しかった。
それでも今回はメビウス単体で勝てるかな?とか思ってたら、最後の最後にヒカリがメビウスの危機を救って、美味しいところを持っていきました。ヒカリも結構、神出鬼没よね。
マリナさん。聴覚に優れた彼女はマシンの調子を敏感に察知できる反面、 小さな異常にも過剰に反応しタイトに攻めきれないという、プロとしては致命的な弱点を抱えた選手だったわけですが。でもその辺は6話 で クリアしてるから大丈夫! ・・・と思いきや、重大な局面でブレーキに手をかけるマリナさん。えぇぇ!?と思わせつつも、心の中に響くGUYSの仲間達の声にブレーキから手を離してカーブを走りきるという、なかなかに熱い展開でございました。
ところで。純粋なGUYSメンバーとしてのミライくんはどんな評価なのかな?と思ってたら「不思議ちゃん」 そっか、うんそりゃそうですね納得。