素晴らしき茜空の会 ウルトラ支部

ウルトラマンシリーズを見た感想を書きなぐります。不定期更新。本拠地では仮面ライダー1期の感想文書いてます。→ http://blog.goo.ne.jp/adelie__penguin

第9話「復讐の鎧」

メビウスがボガールを退け、ツルギが力尽きたように消えた。しかしGUYSはボガールが体内にエネルギーをため込んだ、いわば「移動する火薬庫」だと突き止める。もし無闇にボガールを攻撃すれば都心は壊滅してしまう。しかし、ツルギにとってはボガールへの復讐が全てだった。

ツルギが愛した惑星アーブ。「一度として争いを起こさない、進化した知性体」とのことですが、不条理に消滅させられた怨念が凝り固まってツルギに取り憑くとか、気持ちはわかるけどなんていうか、いうほど高次な存在でもなくね?などと思ったりもします。第9話。

さて。前回「まさか倒せるとは思わなかったね!」と歓喜したボガールが、まさかのギリギリ逃亡セーフで、意外なくらい無傷で生きてました。なんてこったい。
しかし、怪獣を取り込むことで高エネルギー体となっていたボガールは、爆発すれば半径100km圏内に被害を及ぼす可能性があったということで、結果として「逃げてくれてありがとう」的な展開に。

だとすれば、ボガールを上空100km以上の高さにまで運び出し、そこでとどめを刺すのが、地表への影響も少なくて済むのですが。メビウスもおそらくそのつもりで、戦闘不能状態のボガールを持ち上げ飛び立つ態勢に入るのですが、そこへ横槍を入れるツルギ!ツルギ貴様!

「だからなんだ!いま倒さなければ、もっと多くの犠牲が出る!」
そうかもしれないけどさ。上空まで運ぶうちにボガールが目を覚まして逃げちゃうかもしれないけどさ。でもいま爆発させたら甚大どころじゃない被害出るから!
・・・うん、でも、他の惑星から来たツルギから見れば、アリの巣ひとつレベルの話かもしれないけどもさ。

そう、ツルギがあざ笑うように、地球は惑星アーブとは比べものにならないレベルなんですよね。とは言え、オーブでギャラクトロンが提唱していたような、弱肉強食も食物連鎖もない世界は気持ち悪いと思うんだけど。そんな世界に進化も発展も存在しないんじゃねーの?という気もするんですけど。さておき。

ツルギが笑った通りに、GUYSでもリュウさんとジョージさんがつかみ合いの喧嘩を始めます。ていうか、「俺たちはチームだっていうのが、お前の信条だったんじゃねーのかよ!」てね。そうだよねそうなんだよね。リュウさん本当に、自分について来いみたいなこと言うだけで、他のメンバーにあわせる気持ちが一切ないんだよね、リーダーのくせに。

「あの人に喜んでもらえなきゃ、GUYSで頑張る意味なんてねーんだよ!」
えー!ですよ。えー!って叫んだよ実際。お前そんな個人的な事情でいままでやってたのかよ!っていう。いや何のために頑張るかなんて個人の自由だけども。何のために戦っても、結果それが誰かを救えているなら良いんだけども。だけどそのために簡単に崩れちゃうとかやめてよリーダー!

しかし今回は、そんなリュウさんをサコミズさんがしっかりサポート。
「キミもその若者を傷つけることはできない。そうだろう?セリザワくん・・・いや、ツルギ」
もうサコミズさん最高すぎる。っていうか、この訳知り顔なサコミズさんは、むしろウルトラマンの人だったりするんじゃないか?(笑)

「へこたれんなよウルトラマン!そんなでけぇ図体して、何してる!? この惑星守るつもりなら、根性見せろ!」
と、相変わらず俺様モードで口の悪いリュウさんですが、おかげでボガールにほぼ食われてたメビウスも助けられました。ちくしょう、いつも美味しいとこ持っていくよなリュウさん!

今回のみどころとしては、あとエレキミクラスの善戦。小さいけど頑張り屋さんだよね。すごい。
「でもエレキミクラスも食べられちゃったらどうしよう」と6歳長男が心配してました。食べられたらどうなるんだろうね、1分経ったら消滅するから、食われた事実も消滅するんじゃないかな?と思いますが。

あと、何よりすごかったのがメビウスとツルギのガチ勝負です。ウルトラマン同士でガチで戦うの初めて見ました。しかもお互い同じような武器(手首についたソード)で戦うっていう、いいね!熱いね!ゆっくり楽しみたかったけれど、時間制限があるうえに、そばにいるボガールがいつ起きるかわかんない状況なんで、「ちょ、おまえら!おまえら!」って感じでした。ツルギも自分が愛していたアーブの民を思い出せ、無駄に喧嘩してんじゃねーよ!

というわけで。今回は初の「クライマックスのまま、次回へ続く」です。予告の共闘が熱かったですね!楽しみ!

第8話「戦慄の捕食者」

怪獣を捕食する凶悪な生命体、ボガールが電流に弱いことが判明した。GUYSはミクラスをエレキミクラスへとパワーアップさせる。一方リュウは、死んだ筈のセリザワが青い巨人=ハンターナイトツルギだと知り、困惑する。ツルギは、メビウスもろともボガールを倒そうと迫る!

今回も「すごく面白い」と盛り上がるメビウス。第8話です。

久々のミクラス登場。そういえばマケット怪獣の設定をすっかり忘れてましたが、可愛いなぁミクラス
そんなマケット怪獣を、「ボガールを倒すために」とエレキングと合成させるという荒技を施すGUYS。何気に倫理的にどうなの?なんかひどくない?
しかも、ミクラスは以前にエレキングに倒されたこともあるという、トラウマ事実も判明。ちょっとやめたげて!

しかし、小さいエレキングが超絶可愛かったので、うちに一匹ほしい欲しいなと思いました。感電するから触れないけど。

GUYS施設に同時多発するミニエレキング。捕まえようとして感電し、実質戦闘不能に陥るジョージさん。軽くギャグ展開も挟みつつ、今回の見どころはセリザワさん(ツルギ)とミライ(メビウス)の初コンタクトです。

「待て!君も僕と同じウルトラマンだろ!」
ウルトラマン?お前はそう呼ばれているのか!?」
「そうだ。でもその君の青い体。宇宙警備隊員ではない君が、なぜこの惑星で戦っているんだ!?」

ウルトラマン同士の会話ですよ。新鮮。

そしてセリザワさんからボガールの説明が入ります。
ボガールがやってきて地球を餌場認定しちゃったせいで、ボガールの呼んだ宇宙人とか叩き起こされた地底怪獣とか、そういうのが頻発してるとのこと。
大元のボガールをなんとかしないと、エンドレスで怪獣が現れ続け、最終的に疲弊しきった地球ごとボガールに食われてしまう、そういう仕組みらしいです。
6話でリュウさんが「怪獣を食っちまってくれるなら、案外有益な存在かもしれんな」と言ってましたが、とんでもない、諸悪の根源はこいつですよ。やっぱり。

そんなボガールを倒すために、今回はエレキミクラスが大活躍です。頭が大きいので可愛い印象ですが、意外とボガールと同じくらいの大きさだし、ダイナミック背面アタックからの善戦、接近を許さないボガールに、「姿を透明にする」という隠し能力を使って接近して電流を流すという、もう視聴者総立ちの大声援ですよ。いいぞミクラス

そしてバトンタッチして登場のメビウス。ツルギ。ツルギはメビウスが被弾するのも構わず、容赦なくビーム打ち込んできます。これ完全に悪役設定ですよね。2号が敵として登場するのは仮面ライダーでもお約束の展開だな。

しかし、セリザワさんの名を叫ぶリュウさんの声に立ち止まり、結果としてボガールにやられるツルギ。「弱いな!」とうちの6歳長男が詰ってました。弱くないよ!いろいろと複雑なことになってるだろーがいま!
そんなツルギを横目に、今回はメビウスがめちゃくちゃ格好よく戦い、最後はボガール撃破しました。ラスボスかと思ってたのでまさかここで倒されるとは! 6歳長男とハイタッチで大喝采でした。

さて今回のもうひとつの見どころ。回想シーンのセリザワさんとリュウの会話です。

ウルトラマンのちからを借りずに怪獣を倒したケースなど、ほとんどない。隊長、教えてください。俺たちGUYSの存在意義って、何なんですか!?」
「『ひとつ、他人の力を頼りにしないこと』」
「?」
「ガキの頃、友達が教えてくれたんだ。『ウルトラ5つの誓い』っていうらしい。ウルトラマンが残していった言葉なんだそうだ」
ウルトラマンが?」
「人類はこれまで幾度となくウルトラマンに救われてきた。それは、俺たち防衛チームが限界まで戦い抜いたときだけ、ウルトラマンがあらわれてくれるんじゃないのか?俺たちがいるから、ウルトラマンはいままでこの惑星を見捨てなかった。そう思わないか?リュウ

思えば。第1話でリュウさんとミライくんが仲良くなるきっかけを作ったのも、この「5つの誓い」でした。ちなみに6話であった「腹ペコのまま学校に行かぬこと!」「天気の良い日には布団を干すこと!」も5つの誓いに含まれているようです。
<brさて。セリザワ隊長にこの言葉を伝えた「友達」の存在が大きく気になりますね。

第7話「ファントンの落し物」

ファントン星人が地球に落とした非常用食料シーピン929が、高次元捕食体ボガールの手で大気に触れ、無限に肥大化を始めた!このままでは地球が飲みこまれてしまう!!しかし肝心のファントン星人は寝ぼけ眼。なすすべのない隊員たちに隊長は・・・。

相変わらず「すごい面白い」と唸るメビウス第7話です。

 

今回の宇宙人はファントン星人。Xでおなじみの宇宙人ですが、今回は宇宙語のみで何を言ってるかまったくわかりません。

 

ファントン星人の接近を知ったGUYS。ことなかれ主義のトリヤマ補佐官は先制攻撃を主張。「昔から宇宙人は敵と相場が決まっておろうが、わはははは」
テッペイやマリナも「その時期の地球人は、トラウマで反宇宙人感情のある人がほとんどだし」とトリヤマ補佐官の態度を諌めず、宇宙人であるミライは悲しそうな表情です。誰もメビウスのことは言ってくれないのな。こんなに頑張ってるのに。

 

そして。おそらくファントン星人が自分で街に出ればシーピン929を簡単に見つける方法があったんでしょうが、「街に宇宙人が出るとパニックになる」という理由で、ご馳走で接待しているように見えますがアレはいわゆる「軟禁」ですよね。

 

さておき。今回の騒動の面白いところは、「ミライだけでも解決できる」し、逆に「ミライがいなくても解決できる」問題だったところじゃないでしょうか。
ウルトラマンであるミライが積極的に介入していけば、もっと簡単に解決できたと思うんです。でも、ミライは最低限(シーピン929の場所を確定すること)の介入のみでとどめる。


これも、本来であればファントン星人の協力があればミライの介入は不要だったし、それが理想的だったんじゃないかな?と思います。
で。GUYSサイドもウルトラマンの助力に期待していない。無限に肥大化するシーピン929を、メテオールを使って宇宙へ放り投げるという力技に出ます。力技。

 

ところで。シーピン929は質量保存の法則をどう考えているのでしょうか。エネルギーが無限に増殖するとか、半端ねぇぞ。

 

そんなこんなで、「今回はメビウスの出番なさそうだね」などと言ってたところにあいつの登場です。ボガール。怖い。
この人。序盤ではおとなしくしてたので、食の好みにうるさいのかなと思ってたんですが、シーピン929を狙ってきました。美味しいのか。まぁ高エネルギー体ですからね。
そしてシーピン929を取り逃がしたら、今度はメビウスを捕食しにきた。怖い怖い怖い! いや自分を食べようとする敵と戦うって、怖すぎるね。

 

そこへツルギの登場です。
いや、今回はツルギ登場以前から戦闘でけっこう派手にビルとか壊してて、トリヤマ補佐官も「ああぁ!」って頭を抱えてまして。これトリヤマ補佐官の役回りがナイスですよね。ビル破壊とか甚大な被害なんですが、他のメンバーがシリアスに嘆くとメビウスが悪者になってしまう。でも、特撮を見慣れてる子供達は、ビルが倒壊したくらいじゃなんとも感じない。だからトリヤマ補佐官が大騒ぎしてくれるのが、ちょうど良いんです。


で。そこに現れたツルギの放ったビーム光線は、ボガールが逃げたため周囲のビル群に大打撃を与えます。
その被害については何の感情も見せないツルギ。そんなツルギにたいして無言の抗議を見せるメビウスの表現力!あのもどかしい気持ちが伝わってくる様子がすごくよかった。 今回いちばん良かったシーンです。
そもそも第1話ではメビウス自身がビルを盾にして怒られてたんですけどね。それが今は地球人の目線で怒ってるんだから、胸熱ですよ。

 

一方。尊敬するセリザワ隊長が生きていた!かと思いきや、謎の青い宇宙人(ツルギ)に変身してビル群を破壊するという展開に、混乱しているリュウの今後も気になります。

 

ラスト。いつか「私たちは友達だよ」と宇宙語でメビウスに伝えたいと笑顔で話すコノミちゃんに泣いた。コノミちゃんはいちばん若い(よね?)だけあって、宇宙人という存在にいちばん寛容な印象がある。宇宙人を敬遠しがちな地球人が目立つ回で、最後に救われました。

第6話「深海の二人」

サドラは、さらに凶悪な生命体によって捕食されていた。この新たな生命体は何者なのか・・・。その時海底に異変が起きる。調査に向かったリュウとマリナは海底で信じられない声を聞いた。それは不気味な女の笑い声!女が光を放ったとき、岩壁から怪獣ツインテールが現れた!!

「深海の二人って誰だろう?ツインテールとボガールかな?」と言ったら、6歳長男いわく「メビウスとハンターナイトツルギだよ」とのこと。まぁそうですね、怪獣は「二人」というより「二体」ですね。
というわけで。第6話。

 

なんだか謎が少しずつ見え始めてきました。まずあの「高笑いするオバサン」
ボガールという怪獣でした。テロップによると「高次元捕食体ボガール」。4体めのサドラを一瞬で 捕食します。早い!


「そうだな、怪獣を食っちまってくれるなら、案外有益な存在かもしれんな」とリュウさん。まぁ益虫みたいなノリですよね。
「それは違います! ・・・それはその、うまく言葉にはできないんですけども、怪獣を捕捉する生命体からは、なにか悪意のようなものを感じるんです」と未来くん。
悪意、感じるよね、あの高笑い超怖いっすよね。

 

しかし、あれが宇宙の生態系のルールだったら、怖いけど善悪で判断すべき問題ではないように思う。でも未来くんが強く断言したということは、なにか、なにかがあるんでしょうね。
確かに、単純に捕食目的であれば、今までの5話の間に出てきた怪獣をスルーしてたのが謎すぎる。そして今回、地底に眠るツインテールを叩き起こしてまで、メビウスをおびき寄せて食べようとしたりとか。
ウルトラマンを食べる生命体? ウルトラマンの天敵?
だったら「悪意のようなものを感じる」と言われるのも納得ですよね。まじか、ウルトラマンを食べるのか。こわっ。

 

ナイトハンターツルギ。
前回ちらりと出てきたセリザワ元隊長。幻か、怪獣の作ったニセモノかと思ったんですが、これがナイトハンターツルギの正体でした。
えっと、ウルトラマンのシステムをよく理解してないんだけど、どういうことなんだこれは。セリザワさんの人格を残しつつ、必要に応じてスイッチする感じ? それとも外見をコピーしただけの、完全に別人なんでしょうか。
メビウスが地球担当のウルトラマンで、ツルギがボガール担当って感じかな。

 

リュウさん。
リュウさんを小馬鹿にするマリナさんの態度も良くないんだけど、マリナさんの正確な早打ちを見せられて「まぐれだろ」とそっぽを向き、人間の集中力の限界は7秒程度と聞いて「はぁ?偉そうなこと言うわりには、たったの7秒かよ」とバカにする。
うあああああ!もうこいつリーダーの資格なくね? こんなヤツの言うことなんか聞かなくていいっすよ!
と、すごくギイィィィ!な気分になったんですが。

 

海底4000mでピンチに陥っても、それを切り抜ける度胸。そして何よりGUYSのメカニックを信頼する気持ちだとか、かつてのウルトラマンの教え*1をちゃんと受け継いでることとか。
そういう、GUYSの先輩としての、GUYSの歴史を受け継いできてるっていう感じが、あぁなんかリーダーっぽいぞ、頼れる先輩だぞ!って思いました。しようがない、とりあえず認めてやんよ。

 

ところでサコミズさんの机に飾ってあるコーヒー豆を詰めた小瓶はなんなんでしょう。前回「切れたから買ってきて」などと言ってたアイテムですが、あんなとこに置いといたら酸化しそうだし、挽かなきゃ飲めないのになぁ。

*1:今回の「ひとつ!腹ペコのまま学校に行かぬこと!」「ひとつ!天気の良い日には布団を干すこと!」っていうのもそうなのかな? 布団干してるの?

第5話「逆転のシュート」

CREW GUYSの仲間と対立したジョージが、GUYSをやめたいと言い出した。ミライはそれを止めようと、サッカーで勝負を挑む。現れた怪獣サドラと、その姿を舌なめずりして見つめる不気味な女・・・。奮闘するメビウスとGUYSの前に、突如青い巨人が乱入した!

ジョージさん回です。

 

ジョージさん。「イカルガ」と名字で呼ぶと怒るジョージさん。

実力主義&結果主義で、結果が出せれば途中経過なんかどーでもいいじゃん系の人で、しかも実力が備わってるので余計それに拍車がかかってるし、それのどこが悪いのよ?と自覚すらまったくない系の人です。

まぁ。厄介。個人プレイなら良いんだけど、GUYSはチームプレイだから、厄介。

 

そんなわけで、チームプレイに全てを賭けるリュウさんと衝突して「どうやら!ここにも俺の居場所はないようだな!アディオス!」と捨て台詞吐いて出て行ってしまいます。

まぁなんだ、ジョージさんの態度がよろしくないというのは当然なんだが、リーダー(だよね?)のリュウさんも大概な感じはある。この人も我が道を行くっていうか、人と連携取ろうって姿勢があんまし見られないよねそういえば。

「文句あるやつは出てけ!」的な、問答無用の昭和頑固オヤジテイスト。リュウさんがリーダーシップに目覚める回とかも近いうちに期待したい。

 

結局、未来くんとサコミズさんのおかげで、チームの体裁が取れてる感じです。

 

「もし僕がジョージさんの流星シュートを止めたら、GUYSに残ってください」

 

仕方なく挑戦を受けるジョージさんですが、素人に俺の球は受けられねーよ、とタカをくくっていたのに、1本目をじっくり見つめた未来くん、2本目は止められないまでもボールに触るところまで行きます。さすがは宇宙人!これは!3本目で止めるフラグ!

 

と思いきや。素人が自慢の流星シュートに触れたことに衝撃を受けたジョージさん、3本目はガチの本気でオーバーヘッドキック、勢い余ったボールはアサッテの方向へ飛んでいくという「えぇぇなにこの展開!?」状態。

そこで、ジョージさんに駆け寄った未来くん。

 

「流星シュートを外すなんて!古傷が痛んだんですね!僕のせいです!僕が勝負しようなんて言ったから!」

 

いやそうじゃねーよ、完全にジョージさんのミスだよって話なんですが、

この、ジョージさんの能力を完全に「信頼」している未来くんに、「未来、お前サイッコーに変な奴だ!」と負けを認めます。

そしてその「信頼」に応えるべく、2度目のサドラ戦では確実に攻撃をヒットさせます。

さらに、メビウスがピンチのピコンピコンモードに入ったときは、神業レベルでサドラの攻撃を回避し、ギリギリまで接近してサドラの弱点である耳を破壊します。かっけぇ!これが逆転のシュートだよ!

メビウスは、この「メテオールの使用時間は1分だ」が熱いな!熱いな!

 

さてサドラを倒しましたよ!めでたしめでたし・・・かと思いきや、サドラが追加で2体出てきちゃってピンチ!

そこへ現れた謎の巨人。この正体は一体・・・?

 

「あぁ!ハンターナイトツルギ!ママこれハンターナイトツルギだよ!」(6歳長男)

敵のおばさんが「ツルギ」と呟く前に言うなよ早いな。

「これ、ヒカリだよ!ほらここ(図鑑)に載ってるでしょ!」

ヒカリの鎧モードらしい。あのな、そういう行為は一部ではネタバレと呼ばれて嫌悪されることも・・・いやなんでもない。

 

ともあれ。青いウルトラマンことヒカリさん登場の巻でした。

ところでいま気づいたんですけど、メビウスって全50話なのね。長いな。

 

第2話「可能性のかたまり」

大熊山から巨大怪鳥バードンが姿を現した。どうやらバードンは産卵を控えているらしい。産卵用に作られた巣に民間人が閉じ込められていることが判明し、大地たちXio隊員は早速救出作戦を展開する。巣からの引き離し攻撃にバードンは怒って大暴れ。大地は仲間を救うためにウルトラマンエックスにユナイトした。猛毒を持つバードンのクチバシ攻撃にエックスは大苦戦。その時、ファントン星人グルマン博士が発動させた、とっておきの秘策とは!?

 メビウス第3話で見たバードンが出てきたのでテンション上がります。

シリーズいろいろ見てるとやっぱりテンション上がるなぁ。

 

そんなバードン。かつてはタロウさんを倒したこともある強敵なんですが、

「産卵のために地上で巣を作ってる」などと言われると、「それは守ってあげないと!」という気分になるし、

Xが体当たりしてるのを見ると「やめてー!相手は妊婦よー!」となります。

チョップしてると「お腹は!お腹はやめてー!!!」と本気で叫んだよ。

まぁバードンはお構いなく火炎吐いてくるんですけどね。

 

そう、強いんですよバードン

心なしかXも本気出して戦えない感じなんですけど、

バードンはお構いなく火炎吐いてくるし、毒攻撃もしてくる。

うん・・・一回噛まれてたけど、あれ一回噛まれたらアウトなヤツだよね本当は。

 

そこでグルマン博士が提案したのが「ゴモラアーマーと合体させてもいい?」

んで。当のXには何の説明もしないまま、勝手にダウンロードしてユナイトさせてしまうという。

なんつうか、X、意外と軽いキャラだよね。翻弄されまくってて威厳の欠片もないぞ、いいのか(苦笑)

 

そんなX。15年前の戦いで実体を失っていて、

大地とユナイトすることでようやく実体化できたとか。そうだったのか。

 

今回はスカイマスケッティとバードンの空中戦が熱かったです。

 

けっきょくはバードンもスパークドールズ化されて、

産卵させてあげたかった私としては「えええええ!?」っていう展開だったんですけども。

「いつか元に戻す技術を発見する。共存する方法も発見する。

 豊かな星なんだ、恵みを分け与える方法はきっとある」という大地のセリフで。

今はバードンには申し訳ないけれど、いつかそんな未来が来ればいいなと思えたし。

 

「そうだな、可能性はある」

「この地球は、可能性のかたまりだよ。俺はそう信じてる」

というセリフに6歳長男が「あ!タイトルと同じだ!」と叫んでて、良いラストだなと思いました。

 

いま現行でやってるオーブが、地球を「滅びゆく星」と言って先行き暗い展開になってるので、

余計にそのラストに救われたな(苦笑)

第1話「星空の声」

地球に眠っていたスパークドールズを実体化させた太陽の異常爆発、ウルトラ・フレアが観測されてから15年後。怪獣対策のため創設された防衛部隊、Xio(ジオ)所属の大空大地隊員がサイバー怪獣の実験を行っていたとき、怪獣が出現して暴れ出した。その時、大地のマルチデバイスから不思議な声が聞こえてきた。それに導かれ、大地は光の巨人とユナイトして怪獣に挑んだ!

6歳長男が「メビウス見る!」と言う横で

3歳次男が「えっくす!えっくすがいいの!」と叫ぶので

ウルトラマンXも始めました。イマドキの子供は恵まれているなぁ。

「ぼく 、エクシードエックスが見たいんだけど」わがままか。

 

Xは、本放送を途中から見てました。いま粗筋チェックしたら、9話くらいからかな?

 

さて第1話。デマーガすごい。デマーガ、ゴジラ並みの脅威ですね。

ちょっと被害多すぎやしませんか?と、ウルトラマンシリーズ見てるといつも心配になります。

 

そしてXと大地の初めてのユナイト。

大地は分析チーム?だから戦闘員じゃないんですね。

「戦う?俺が!?」とか言ってて、最初はこんなんだったのか。

しかし戦う姿はすごく格好いい。ウルトラマン格好いいな。

ザナディウム光線の予備動作の、片足を円を描く動作とかね。めちゃくちゃかっこいい。

 

スパークドールズ。前にギンガを見たことあるんですけど

(と言っても、こどもに見せて自分はちゃんと見てない)

ギンガでも出てきたヤツですね。タロウさんが人形にされてたヤツ。

ギンガもちゃんと見たいなぁ。Sもあるんだよね。

 

なにしろ、見てて派手で面白かったです。

6歳長男も「続きみたい!」と騒いだので、メビウスお預けになりそう(苦笑)