素晴らしき茜空の会 ウルトラ支部

ウルトラマンシリーズを見た感想を書きなぐります。不定期更新。本拠地では仮面ライダー1期の感想文書いてます。→ http://blog.goo.ne.jp/adelie__penguin

第20話「総監の伝言」

GUYSは特殊音波で怪獣を誘導するハーメルンプロジェクトの実験を開始。しかしその音波の影響で、二大怪獣が出現してしまう。しかもプロジェクトの視察を任命されたミサキ総監代行とマル補佐官秘書が、研究棟で怪獣の襲撃に巻き込まれてしまった。

 

リョウさんみたいな古参の隊員まで総監を見たことないのかよ!とか思ってたら、直属の部下であるトリヤマ補佐官まで会った事がないという驚きの展開。それは組織としてアウトだろ。さておき。

 

トリヤマ補佐官の回は、12話に引き続きギャグ回というお約束ですね。今回はマル補佐官秘書が大活躍です。メビウス登場のBGMに合わせて格好良くミサキ総監代行を助けるマルちゃんとか。看板の文字に不運を予告されるマルちゃん三連発とか。

あとはハーメルンプロジェクトによって踊らされるマケット怪獣ウィンダムの可愛らしさとか、怪獣同士で喧嘩を始めるアーストロンとケルビムとかね。いやぁ怪獣同士の喧嘩とか楽しかったし、もうちょっとゆっくり見たかったなぁ。ケルビムは見た記憶があったんですが、調べたところ4話で出てきてましたね。あれがお母さん、なのか? ケルビムは鳴き声が格好いいですね。

 

さて謎の総監問題ですよ。

「莫大な予算をかけた装置を破壊するつもりか!?そんなことをして、いったい誰が責任を取るつもりだ!」「私がとります」と鮮やかに会話にカットインしてきたサコミズ隊長。いやいや、イチ隊長でとれる責任には限界があるっしょ〜(笑)と思って見てたんですが、その後の展開からすると、これもう確実にサコミズさんが総監っていう。

いやいやちょっと待って。ネタバレに触れちゃったので申し訳ないんですけど、サコミズさんの正体ってアレですよね? そんなサコミズさんが、GUYSの隊長レベルならともかく、総監までやっちゃうのはいろいろと問題ありませんか? まぁ見た感じまだ若造レベルのサコミズさんが総監っていうのも、正体がアレだからこそ納得なのかもしれませんが。ううむ。

それを踏まえて頭から見直すと、GUYSメンバーがまだ見ぬ総監の噂話に夢中になってる後ろで、実は総監であるサコミズさんがコーヒー豆のお使いをお願いしてて、でも誰もそれに気づかないっていうのも、笑いどころなんだよな。

 

ちなみにここで噂になってたネタ。

「名うての戦闘機乗りで、鮮やかなアクロバット飛行で怪獣を翻弄。ウルトラマンのピンチを何度も救ったらしい」

「凶悪な宇宙人のいる星を、戦友とたった二人で全滅させたらしいぞ」

この辺りは、過去作知ってる人はテンション上がるネタなのかもしれないな〜と思いました。もちろんまったくわかりません。