素晴らしき茜空の会 ウルトラ支部

ウルトラマンシリーズを見た感想を書きなぐります。不定期更新。本拠地では仮面ライダー1期の感想文書いてます。→ http://blog.goo.ne.jp/adelie__penguin

第11話「母の奇跡」

命が尽きようとしているツルギの前に、ウルトラの母が現れた。一方、地球ではGUYSの倒したディノゾールが、2つ首のディノゾールリバースとして復活する!メビウスリュウが危機に陥ったとき、母の奇跡で真の姿に戻ったツルギ=ウルトラマンヒカリが駆け付ける!

ディノゾールがわかりません!

えっと、長男いわく「1話に出てきた」とのことですが、そうなの?そうなんですね。はい。リュウさんの激昂ぶりから察するに、セリザワさんが玉砕アタックしたあの怪獣かな。

 

さて。母としてはメビウスよりも、公開されたばかりのオーブオリジンサーガの3話を見たいところなんですが、誘ったのに「メビウスがいい」とお断りされました11話。本当にメビウスが好きなのね。それじゃ母はあとで一人でオーブ見るよ。

 

さて宇宙空間をディノゾールの群れが渡ります。その群れのひとつが、以前にボガールに呼び寄せられた個体の後を追ったのか、うっかり地球に接近してきます。やばい!群れが来ちゃったら!地球ピンチ!

しかしGUYSスペーシーが新たに設置した宇宙機雷が発動し、ディノゾールの群れを撃破。「ちょっとかわいそうな気がしますね」と呟くコノミちゃんは、GUYSの中で一番年下(だよね?)なこともあって、親宇宙人派というか、オープンな立ち位置の象徴になってます。

逆に「冗談でもそんなことを言うな!怪獣を野放しにしておくと、それだけで人が死ぬ」というリュウさんは嫌宇宙人派。ていうか、宇宙人に対してGUYS的に、隊員達の意識の統一を図ってたりしないんでしょうか。いざっていうときに隊員内で判断が割れたら、大変な事態を引き起こす可能性もあるのに。

・・・とか思いつつ。GUYSはそもそも公共機関っていうか、国際的組織だから、敢えて思想の統一を強制してないのかもなぁとか思ったり。そう考えるとなんか面白いよね。余談はさておき。

怪獣を無条件で敵視するリュウさんの言動に未来くんはどんな反応をするのか楽しみにしてたんですが、険しい表情を浮かべるだけでノーコメントなのでした。え?そこで怪獣の擁護とかはしないの?

 

さてセリザワさんを失ったリュウさん。「グズグズ言ってんじゃねぇ」「ダムがどうした、んなもん関係ねぇ」と、ディノゾール憎さのあまり被害なんて構わずやっちまおうぜ!的な言動です。あーあーあー、もう本当にこの人本当にもう。

わかったぞ。メビウスのサブ主人公はリュウさんだな。リュウさんが一人前に成長するまでのお話なんだな。ということは終盤までこういう性格でいくんだな。ぐぬぬぬぬ。

 

さてディノゾーリバースが半端なく強いんですが、撃墜されそうなリュウさんの機体を助けるために、ツルギ登場です! フロントガラス越しに見えるツルギの顔に涙出そうになりました。ツルギが、リュウさんを助けに来たよ。

そしてメビウスと組んでの攻撃。デザインが似てることもあって、まるで双子のようなコンビネーションです。美しい!強い!

「俺の中に、ウルトラマンがいる」 ウルトラマンというのは、不思議な存在だな。

一度は信頼を裏切られ、殺してやると憎んでいたツルギに対し、レジストコード「ヒカリ」を提案するリュウさん。「光と闇」が大きなモチーフとして使われるウルトラマンの世界において、光そのものの名前を与えられたヒカリ、一度は復讐の鎧をまとって闇に落ちていた彼がこの名前を与えられたというのが素晴らしいし、与えた相手が彼を憎んでいたリュウさんだというのが、本当にグッときますね。

 

メビウスにも、ウルトラマンヒカリにも、負けてられねぇ。頑張らねぇとな、俺たちGUYSも!」というリュウさんは、基本ダメダメなんだけど、こういうところでウルトラマンを一方的に頼るんじゃなく対等な立場として扱う姿勢を見せてきたりして、そういう無意識でやってるところがすごいんだよなお前は!って思います。何様。

 

新型マケット怪獣ウィンダム。か、可愛くない!!!(すごく大事)