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素晴らしき茜空の会 ウルトラ支部

ウルトラマンシリーズを見た感想を書きなぐります。不定期更新。本拠地では仮面ライダー1期の感想文書いてます。→ http://blog.goo.ne.jp/adelie__penguin

第7話「ファントンの落し物」

ファントン星人が地球に落とした非常用食料シーピン929が、高次元捕食体ボガールの手で大気に触れ、無限に肥大化を始めた!このままでは地球が飲みこまれてしまう!!しかし肝心のファントン星人は寝ぼけ眼。なすすべのない隊員たちに隊長は・・・。

相変わらず「すごい面白い」と唸るメビウス第7話です。

 

今回の宇宙人はファントン星人。Xでおなじみの宇宙人ですが、今回は宇宙語のみで何を言ってるかまったくわかりません。

 

ファントン星人の接近を知ったGUYS。ことなかれ主義のトリヤマ補佐官は先制攻撃を主張。「昔から宇宙人は敵と相場が決まっておろうが、わはははは」
テッペイやマリナも「その時期の地球人は、トラウマで反宇宙人感情のある人がほとんどだし」とトリヤマ補佐官の態度を諌めず、宇宙人であるミライは悲しそうな表情です。誰もメビウスのことは言ってくれないのな。こんなに頑張ってるのに。

 

そして。おそらくファントン星人が自分で街に出ればシーピン929を簡単に見つける方法があったんでしょうが、「街に宇宙人が出るとパニックになる」という理由で、ご馳走で接待しているように見えますがアレはいわゆる「軟禁」ですよね。

 

さておき。今回の騒動の面白いところは、「ミライだけでも解決できる」し、逆に「ミライがいなくても解決できる」問題だったところじゃないでしょうか。
ウルトラマンであるミライが積極的に介入していけば、もっと簡単に解決できたと思うんです。でも、ミライは最低限(シーピン929の場所を確定すること)の介入のみでとどめる。


これも、本来であればファントン星人の協力があればミライの介入は不要だったし、それが理想的だったんじゃないかな?と思います。
で。GUYSサイドもウルトラマンの助力に期待していない。無限に肥大化するシーピン929を、メテオールを使って宇宙へ放り投げるという力技に出ます。力技。

 

ところで。シーピン929は質量保存の法則をどう考えているのでしょうか。エネルギーが無限に増殖するとか、半端ねぇぞ。

 

そんなこんなで、「今回はメビウスの出番なさそうだね」などと言ってたところにあいつの登場です。ボガール。怖い。
この人。序盤ではおとなしくしてたので、食の好みにうるさいのかなと思ってたんですが、シーピン929を狙ってきました。美味しいのか。まぁ高エネルギー体ですからね。
そしてシーピン929を取り逃がしたら、今度はメビウスを捕食しにきた。怖い怖い怖い! いや自分を食べようとする敵と戦うって、怖すぎるね。

 

そこへツルギの登場です。
いや、今回はツルギ登場以前から戦闘でけっこう派手にビルとか壊してて、トリヤマ補佐官も「ああぁ!」って頭を抱えてまして。これトリヤマ補佐官の役回りがナイスですよね。ビル破壊とか甚大な被害なんですが、他のメンバーがシリアスに嘆くとメビウスが悪者になってしまう。でも、特撮を見慣れてる子供達は、ビルが倒壊したくらいじゃなんとも感じない。だからトリヤマ補佐官が大騒ぎしてくれるのが、ちょうど良いんです。


で。そこに現れたツルギの放ったビーム光線は、ボガールが逃げたため周囲のビル群に大打撃を与えます。
その被害については何の感情も見せないツルギ。そんなツルギにたいして無言の抗議を見せるメビウスの表現力!あのもどかしい気持ちが伝わってくる様子がすごくよかった。 今回いちばん良かったシーンです。
そもそも第1話ではメビウス自身がビルを盾にして怒られてたんですけどね。それが今は地球人の目線で怒ってるんだから、胸熱ですよ。

 

一方。尊敬するセリザワ隊長が生きていた!かと思いきや、謎の青い宇宙人(ツルギ)に変身してビル群を破壊するという展開に、混乱しているリュウの今後も気になります。

 

ラスト。いつか「私たちは友達だよ」と宇宙語でメビウスに伝えたいと笑顔で話すコノミちゃんに泣いた。コノミちゃんはいちばん若い(よね?)だけあって、宇宙人という存在にいちばん寛容な印象がある。宇宙人を敬遠しがちな地球人が目立つ回で、最後に救われました。