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素晴らしき茜空の会 ウルトラ支部

ウルトラマンシリーズを見た感想を書きなぐります。不定期更新。本拠地では仮面ライダー1期の感想文書いてます。→ http://blog.goo.ne.jp/adelie__penguin

第6話「星の記憶を持つ男」

突如街に現れ、宇宙人か?と騒ぎを起こした青年、テル。彼はルディアンと呼ばれる怪獣と一体化し、街へと進行を開始する。しかし、テルが怪我をした女の子を治した事実を知った大地はウルトラマンエックスにユナイト、彼に悪意がないことを信じてルディアンの動きを止めた。Xioに保護されたテルやルディアンを調べるうち、恐るべき事実が浮かび上がる。ルディアンが秘める秘密を狙い、恐怖の魔獣が地球にやって来るというのだ。

 

なんとなく「金曜日はXの日」みたいな流れになっている。

 

さて。いつもと展開が違うなぁと思ったらまさかの前後編でした。Xとルディアンがガーゴルゴンの並び立ったところで「次回に続く」 そこでか!ここで終わりか!

 

まぁいろいろとスッキリしない展開でしたね。害意のない、孤独な宇宙人。面白半分に彼を撮影してネットにアップし、さらに暴行を加える学生。むやみに怯えて発砲する警察官。彼のせいで地球がガーゴルゴンに襲われるなら宇宙へ追放してしまえと主張するXio統括組織アンバーの人。

いや、アンバーの人は完全にアウトだろ。なんで専門機関の統括責任者がそういう思想なの? それが上層部の考え方なのか。ちょっとそのあたりははっきりさせて欲しいものである。

 

とりあえず。テルが大地の正体を見抜いてテレパシーで会話したりとかワクワクしますね。考えてみればテレパシーで会話する必要もないんだけど、大地の事情を気遣ってくれたのか。なんという大人な対応! そしてドアに挟まって動けなくなるファントン博士は、ドジったふりをして二人を逃してくれたのかな。困ったことに宇宙人の方が人間ができている。頑張ろう地球人。次回へ続く。

第19話「孤高のスタンドプレーヤー」

寸分違わぬ姿の3体の怪獣ディガルーグが日本に上陸した!ただ1人その正体を見抜いたジョージは、独断で新兵器メテオールショットを使おうとしてリュウたちと衝突してしまう。

 

この脚本家さん、好きだ!

ググりましたら太田愛さんだそうです。メビウスでは初脚本じゃないですか?と思ったら、第14話も担当されてた。そう、ジョージがメテオールを無断で使って「たいちょー!メテオール、悪いんだけどさぁ」としれっと事後報告する回である。なるほどなぁ、なるほどなぁ。

 

今回もジョージがメインで大活躍です。名シーンの連発でした。連発過ぎて書き起こすより見た方が早い。メビウスを見直す際には候補の筆頭にあげとく。

 

「おまえに俺の見ているものが見えるか。俺に見えるものは、ほかの人間には見えない」

でもそれって全然特別なことじゃないんですよね。サコミズさんもあとで言ってるけど。「わからないのが当たり前なんだ。だからわかってもらいたくて、一生懸命伝えようとする」っていうのは、本当に人間の愛おしく素晴らしいところだよなぁと思うし。

「ったく。おのれの性格考えて、せめてボクシングとか柔道とか、ひとりでやれるスポーツにすればよかったんだよ」と呟くリュウさんからは、ジョージに対する愛が感じられるんだよな。リュウさんも、変わったよね。

 

怪獣からの集中砲火の中に倒れ動けないジョージのところに、我が身を省みず助けに走るリュウさん。爆発に吹き飛ばされ起き上がっての一言「よ、待たせたな」

その様子に耐え切れず吹き出すジョージ。ここだよね、ここでジョージの世界が変わったよね。

 

ラスト。「最初の市街戦で、どうしてジョージさんは3体のディガルーグが1/3ずつの実体を持ってるってわかったんです? あのとき一体、何が見えたんです?」というテッペイの質問に、何も見えてなかった、ただ新しい武器の試し撃ちがしたかっただけだと笑うジョージ。ここ最高でしょ! 確実に見えてたんですよ、3体のディガルーグが1つの意思を共有してる様子がはっきりと。でもその話は敢えてしない。言い方はアレだけど、みんなのレベルに落としたんですよね。歩み寄ったんですよあのジョージが。

そして、「だからテッペイ、あのときのおまえの判断は間違ってなかった」とチームメイトの行動を評価するとかね。もう信じられない変化ですよ!チームの一員になれたんだな。素晴らしいよな。そのきっかけを作ったリュウさんが流石すぎる。熱血バカすごい。

 

あと、それとは関係ないですけど、「3体のディガルーグが1/3ずつの実体を持ってる」っていう設定、かっこいいよね。おまえはシュレディンガーの猫か、存在していながら、なおかつ存在していないとか、激しく萌える設定だよね。理屈はわかんないけどね。

第18話「ウルトラマンの重圧」

ウルトラマンヒカリが光の国へ帰った今、地球にはメビウスしかウルトラマンはいない。ミライはウルトラマンとしての重い責任を感じて苦しんでいた。そんな時、強敵ベムスターが地球に飛来する。

 

ヒカリが帰って、地球にたった一人のウルトラマンとなったメビウスです。

いやそもそも最初は「たった一人のウルトラマン」から始まったわけですけどね。そしてヒカリ(ツルギ)登場時は「ウルトラマンは一人だし、訳わかんないのも出てきたし」っていう大変な頃もあって、けっして今が「最悪な時」というわけでもないと思うんですが。

 

しかし、ここまでGUYSのメンバーと「一緒に」戦ってきたはずのメビウスが、ここへきて「たった一人」「たった一人で」と重圧にとらわれ、オオシマ彗星の破片も一人でさっさと片付けてしまいリュウさんの不興をかいます。いやリュウさんも怒りすぎだし、マリナさんも「 ちょっとしらけちゃったってとこ」とか言ってはいけない。メビウスの気持ちも考えてやれ。

 

強敵ベムスターに対し作戦をたてるGUYSメンバー。アイデアを出しあい担当を割り振り、みんなすごく生き生きとしてていいよね。実戦では、前回のフォーメーション・ヤマトを活用し、見事ベムスターのお腹の口を封じます。素晴らしい。

だがしかし。その作戦は結局失敗に終わり、最後の最後はヒカリが残したなんかすごいパワーでベムスターを一閃して終了っていう。えー!?そうじゃないだろ感が。そこはさぁ、GUYSの作戦をもっとこう活かしてあげようぜ?と悶々としましたが。

 

でも、序盤に「つーか許せねぇ!」「まるで俺たちのこと無視しやがった。俺たちGUYSを虚仮にしやがった」「メビウスだって所詮宇宙人だ!俺たち人間の気持ちなんて理解しちゃいねぇんだ!あんなやつ、仲間じゃねぇ」とお怒りだったリュウさんが、最後は「息があってんのは当たり前でしょ〜、だって、俺たちとメビウスは大親友じゃん。な?」「メビウスも含めて、俺たちCRUEGUYSじゃん?」と同じ口で平然と言いやがりまして、あぁもうリュウさんのなんだかんだ言ってそういうところが割と好きだぜ、とか思えるようになってきました。良いことも悪いことも全部ぶちまけるリュウさんだから、ミライくんにとって一番身近に感じる仲間なんじゃないかなって気がする。

 

あと、ミライくんがあからさまにメビウスの肩を持つ発言をしたり、メビウスの気持ちを代弁したり、コノミちゃんに向かって「僕は戦ってきます!」などと宣言したりして、だんだんと正体バレるんじゃねフラグが立ってきた感があります。バレるんだっけ?

第5話「イージス 光る時」

Xio隊員でも怪獣をスパークドールズ化できる技術の実験が進んでいた。そこを怪獣ブラックキングが襲撃する! 大地はエックスにユナイトして戦うが、その戦いの隙を突いて、ナックル星人バンデロがアスナたちからスパークドールズを奪い去った。その前に立ちはだかったのは、なんとウルトラマンゼロ! 形勢不利と見たナックル星人は、ルイを捕らえて次元の彼方へ逃げていった。ルイを救うため、エックスとゼロが力を合わせる!

 

いま「ゼロ・ザ・クロニクル」を見てるんだけど、あのOPはクロニクル固有のものじゃなかったんだなと驚くゼロ客演回である。っていうか、クロニクルの第1話で紹介してたエピソードかな、「2万年早いぜ」っていう展開はわりと最近見たぞ。

 

今回ツボだったのが、ゼロのカードを作ったファントン博士が、大地にあとを任せてさっさと撤収しちゃったとこですね。ばれてる(笑)。きっと今回の件だけじゃなく、前回の「生命反応がないところからの帰還」とか、そういう条件からの結論ではないかと。

 

今回のザナディウム光線は、ブラックキングの放った光線を半身で交わしつつ、背後に爆炎を背負いながらの必殺技でした。魅せるなぁ。

第17話「誓いのフォーメーション」

何度倒しても再生する脅威の怪獣サラマンドラに苦戦するGUYS。数々の戦いで疲弊していたウルトラマンヒカリが現れるも、リュウはヒカリを制し、限界までGUYSの力で戦おうとする。ヒカリの見守る中、リュウは危険な戦術「フォーメーション・ヤマト」を決行する!

 

半泣きで見てました。さようならヒカリ。

いやぁ、リュウさん格好良かったよね。言ってることは相変わらずむちゃくちゃだけどね。そして何気にサコミズさん。メビウス戦闘時に「あれ?ミライは?」と隊員たちが騒ぎ出したとき、あわててモニターを指して注意をそらすとかね。別れを告げにやってきたセリザワさんに、さりげなくうなずいたりとかね。

考えてみたら、第15話ゾフィーの話した「長くは待てないぞ」という言葉につながっているんですね。これはもう、かなりあからさまに正体匂わせてるんだなぁ。

ラスト。リュウさんが「サコミズさん・・・サコミズ隊長!」って言ってるのを聞いて、そっか今まで隊長と認めていなかったんだなって気づいた。っていうか、てっきりセリザワさんが居なくなったからリュウさんが繰り上げ隊長なのかと思ってたよ。サコミズさんは相談役みたいなものかと思ってたよ(だって命令とかあんまりしないし) なんだリュウさんも一隊員だったのかよ、なんであんなに威張ってるの!?

さておき。こう言ったらアレだけどセリザワさんが守ってくれていたことで、リュウさんは逆に気持ちが離れられずにいたんだな。守ってくれるけど、GUYSには帰ってきてくれない。それがこんなにリュウさんを苦しめていたんだなと。

空へ還るヒカリを追いかけたリュウさんですが、その表情は晴れ晴れとしていて、半泣きで見てたけどすごく良いラストでした。

 

ところで「ヒカリ=ツルギ」というのは、GUYSメンバーには周知の事実なの? 「セリザワ隊長=ツルギ」は確認されてたけど、ヒカリのことを「さすがセリザワ隊長」とか言ってて、いやそれは違くね?と思った。いや別にいいけども。

 

GUYSって夜は当直制なのかな?と思ったんですが、どうやらみんな住み込み?っぽい。なるほど。寮併設みたいなもんか。

あと、OP見てたら「本編スタッフ」と「特写スタッフ」が別に存在することを発見。仮面ライダーとは違って、本編と特撮は完全に別撮影になるんですね。特撮部分はオールスタジオ撮影だもんな。仮面ライダーは本編と戦闘シーンが連続してるので、この「完全に別撮影」っていうシステムがなんかすごくメカラウロコでした。なるほど確かになぁ。

 

サラマンダーの弱点は首なんですが、そこを狙うためには口から吐き出される炎に機体を晒さなければならない。この展開こないだも見たぞ。Xのベムスター回だっけ?(混ぜるな危険)

そして次回はメビウスvsベムスターですよ。怖い怖い。

第15話「宇宙の剣豪」

オオシマ彗星上では宇宙人同士の果し合いが行われていた。激しい戦いの影響で彗星は地球との衝突コースに入り、迎撃準備に入るGUYS。混乱のさなか、果たし合いの勝者・宇宙剣豪ザムシャーはミライに地球へ来た目的を問われ「ツルギとの果たし合い」と答える。

 

本日のベストオブ格好良かったで賞は、「冷却機の限界、連続発射のリミットが・・・!」と叫ぶコノミちゃんにかぶせる勢いで「地球の危機なんだ!限界まで冷却しろ!壊れたら、新しいのを買ってやる!」と怒鳴りかえしたトリヤマ補佐官です。なんなの、トリヤマ補佐官ってダメダメな人かと思ってたのに、めちゃくちゃ格好いいじゃん!

 

さておきザムシャー。「わが強さ、宇宙一と証明してくれる」という目的のために地球に降り立ちます。やめて!頼むから他所でやってくれ!

そして「地球はいま大変な事態に直面している。果たし合いどころじゃないんだ」というミライの説得に対し

「それがどうした。この惑星がどうなろうが、俺には関係ない」

と一刀両断。ですよね。

しかしツルギそんなに強かったのか。何かで「青いウルトラマンは文官」と見かけた気がしたので、すごく意外です。まぁ最後は「メビウスも強いぜ?」って結論になったので、ツルギだけが突出して強いわけじゃないんだよな。それとも剣戟に関してはヒカリすごいんでしょうか? 何せ名前が「ツルギ」だしな。

 

ザムシャーは、カブトの下から見える口元が生々しくてよろしいですな。 響鬼の童子と同じ見せ方。

 

あと。途中で追い詰められた表情のサコミズさんがどこかへ行こうとしたシーンがあったと思うんだけど、見つからない。もう一回再生すればわかるんですが。あまりにもピンチ過ぎて「人間のふりしてる場合じゃねーぞ」的雰囲気があったので、すごく良かったです。

 

「最高のプレッシャーの中でこそ、最高のシュートを決められるってもんだ!」っていうジョージさんのスター選手っぷり。さすが!さすが!

 

最後に「何かを守るための戦い」で隊員たちの写真が流れるんですが、みなさんのプライベート!な写真過ぎて笑った。トリヤマ補佐官、すごくいいおじいちゃんだ。

 

まぁそんな感じで「再びこの惑星へ来る」と言い残して去っていったザムシャー。いいから!もうこなくていいから!どこか他の星で待ち合わせして手合わせやってくれ。

6歳長男に聞いたところ「最終回に出るよ」だそうです。(先日買った大図鑑に載ってた) あ、列伝で見たかも。最後は味方してくれるんじゃなかったっけ?

「へぇぇ、この図鑑、何話でどの怪獣が出るかも載ってるんだ」などと見せてもらってたら数話先にベムスターがいて「またかよ!お前こないだ倒したばっかじゃん!」って叫んだ。違った倒したのはXだったか(混乱)

第4話「オール・フォー・ワン」

ザラブ星人が地球壊滅のため、ベムスターを送り込んできた! その猛攻に大地が巻き込まれたと思い込んだアスナは、我を失ってしまう。彼女の攻撃が災いし、ウルトラマンエックスがベムスターの体内に吸収されてしまった! ザラブ星人を追ったワタルとハヤトも、互いのライバル心が邪魔して、星人を取り逃がす。神木隊長から改めてチームワークの大事さを説かれたアスナ達は、エックスを助け出すため、いま一度の団結を誓う。

 

ウルトライザーでザラブ星人を撃破するワタルの頭上を、ハヤトの乗ったスカイマスケッティが横切るシーン。最高っすね!

・・・スカイマスケッティであってるのかな?(メカ関係がまったく理解できてません)ともあれ。画像キャプチャし始めたら大変なのでやらない方針でしたが、このシーン!このシーンめちゃくちゃ格好良かったので、我慢できず。

 

他にも。この回は訓練シーン、アスナさんの動きが超絶格好良かったし、人間大のザラブ星人と隊員たちとの格闘が良かったし、Xの戦闘シーン、スローやリプレイを効果的に使用していて、うわぁ格好いいなぁって唸ってた。最後のザナディウム光線、足をぐっと後ろに引くのと同時にカメラがぐーんと下がっていくのとか、もう最高でした!

これは監督を要チェックや!と思ったら、坂本浩一監督なんですね。仮面ライダー平成ジェネレーションズで「坂本監督なら期待大」と言われた、あの!(もちろん見に行きましたし、すごく面白かったです) ウルトラマンでも監督やってたのか。無知で申し訳ない。

 

さてタイトルのオール・フォー・ワン。Xと大地はベムスターに飲み込まれ、消化液の中でどんどんパワーを失っていきます。「俺を守らなくていい、俺を守るためにエネルギーを使わないでよ!」と大地はXに対し訴えるのですが。

それに対するXの返答は「君を守るためじゃない、君を守ることは、私を守ること」

 

すごくいいよなって思いました。大地のそのなんていうの?自己犠牲っていうか。「このまま共倒れになるくらいなら、どちらか片方でも助かる選択をすべき」っていう展開です。冷静な判断。切り捨てる勇気。

これは、悪役がよく使う「大多数の平和のためには、少数の犠牲はやむを得ない」の理屈に近いものがあるんだなって、これを見て思いました。仮面ライダーの引用でアレなんですけど龍騎、香川先生のご高説ね。

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これに対する反論が、Xの言葉に尽きるんじゃないかな。「10人の命と1人の命」は、やっぱり天秤にかけられないんですよ。人間は、生き物は、誰しも一人で生きているわけじゃない。1人の命は1人だけのものじゃないんです。みんなとつながってる。みんなのために存在している。だから数字だけでは割り切れない。

・・・まぁこの話を始めると、私は最終的に「だから『みんなの笑顔を守るために戦ってきます』と笑顔で旅立つ五代くんを殴らねばならない」というテンションになるんですけどね。お前ひとりの命じゃないんだぞ!っていうね。何の話ですかクウガの話です。

 

今回のタイトルは「オール・フォー・ワン」だけど、私としては「ワン・フォー・オール」を強く感じた回でした。